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第3回イベント・交流会「日常生活で磨く看護のスキル“認知症”まさかうちの親が!?」

2012年11月8日

写真1

平成24年11月8日(日)、「福祉職場就職フェア京都2012」の併催イベントとして「医療職
フェア」が、みやこめっせで開催された。看護職対象のフェアでは、当協会が京都府から運営事務を受託している「きょうと介護・福祉ジョブネット」の看護職確保プロジェクトチームのイベントとして「看護職セミナー&交流会」を開催し、23名の方にご参加いただきました。

セミナーでは、『日常生活で磨く看護のスキル“認知症”まさかうちの親が!?』と題して、財団法人仁風会嵯峨野病院看護部教育・研修担当師長の川戸美智子氏に講演いただきました。高齢化に伴う認知症患者の増加がクローズアップされている状況が紹介され、自分の親など身近な人にも起こりえる問題として認知症を正しく理解し、早期発見や早期治療などの知識を学ぶことが重要であると述べられました。

認知症の人との関わりでは「自尊心を尊重すること、共感をもって理解しようとすること」が大切であることや、もし家族が認知症になっても介護者が仕事を続けていけるようにサポートが得られる方法があることを述べられ、「介護で離職することのないように、一人で悩まず周りに相談してください。もし離職してしまった場合でも、看護師資格をもっていれば病院、介護・福祉施設など活躍の場は沢山あります。いつか復職する時に備え、つながりネットに登録して情報を得ていく方法もあります。現場はあなたを待っています!」と締めくくられました。

セミナーの後、看護現場で活躍中の3人の看護職の方[相坂利香氏(特別養護老人ホーム修道洛東園)、江藤美佐子氏(総合ケアステーションわかば)、森田友子氏(障害者支援施設かしのき)]から、各職場での看護職の役割、仕事のやりがい・魅力について、現場の様子を写真で紹介しながらご説明いただきました。

さらに続いて、参加者同士での交流会を開き、和気藹々とした雰囲気の中で参加者の復職についての悩みや相談に対して現役の看護職さんから励ましやアドバイスがありました。
終了後のアンケートでは、「セミナーに参加してよかった」、「様々な看護現場に関心を持った」などの感想が寄せられ、大変好評でした。