2013年2月28日

平成25年2月28日（木）京都私立病院協会会議室で、平成24年9月から毎月恒例の「看護職つながりネット」の第6回目となるイベントと交流会を開催しました。

今回は、表情筋トレーナーの山本春美先生を講師にお迎えし、「笑顔を磨く表情筋レッスン」のテーマでお話をいただきました。

病気などで不安な気持ちで受診される患者さんや福祉施設に入所・通所されている方々は、看護職さんの笑顔で不安が和らいだり、気持ちが穏やかになりますよね。私も何度も看護職さんの笑顔で救われました。

顔で様々な表情を作れるのは、筋肉の片方が皮膚についているからですが、そのせいで重力の影響を受けやすく、日常の習慣（くせ）の積み重ねからもたるみや、こわばり、不均等などが生じ、それが自分の「顔」となってしまいます、とのことでした。

どんなに表情豊かな人でも実際に使用している筋肉は20％ほどだそうで、表情筋が衰えることにより、シワやタルミ、口角やまぶたが垂れ下がることにつながり、血流が悪くなって肌に不調をきたし、表情が乏しくなって人とのコミュニケーションにも影響するというご説明もありました。

笑顔は口角挙筋（こうかくきょきん）、大頬骨筋（だいきょうこつきん）を使って口角を上げ、眼輪筋下眼瞼（がんりんきん かがんけん）、いわゆる下のまぶたを引き締めることを意識したレッスンをこまめにすると、自然なすばらしい笑顔ができる、ということで、実際に皆さんでスマイルレッスンを行いました。加トちゃんぺをしながら口角を上げたり、みなさんすごい顔になりながら、さらに笑顔に磨きをかけるために頑張っておられました。

表情筋レッスンの後は交流会を行いました。今回はこれままで最も多いご参加をいただきましたので、２つのグループに分かれましたが、どちらも話が尽きないほど盛り上がっていました。