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第7回イベント・交流会を開催!「ストレスと上手くつきあっていますか?~こころのセルフケアを考えましょう~」

2013年3月13日

写真1

平成25年3月13日(水)京都私立病院協会会議室で第7回目のイベントを開催いたしました。

今回のセミナーは、「ストレスと上手くつきあっていますか?~こころのセルフケアを考えましょう~」のテーマで、医療法人栄仁会復職トレーニング専門デイケア バックアップセンター・きょうと センター長で臨床心理士の片桐陽子先生にお話をいただきました。

ストレス社会と言われるように、皆さんストレスに悩まされていませんか?

ストレスとは、ストレッサー(ストレス源)が知覚ストレス(感じるストレス)となり、身体症状や精神症状をきたすことで、例えば、「上司(ストレッサー)」が「怖い!(知覚ストレス)」そして「憂うつになる(症状)」という仕組みになっている、というご説明がありました。

 そして現代のストレスは仕事や人間関係など、解決の目途が立たないストレスが多く、ストレスが長期化すると身体や心理に悪い影響が出てくる、とのことでした。

ストレスが大きくなる考え方の特徴として、
・恣意的推論…根拠のない推論をする
・選択的注目…ひとつの要素だけに注目し他の要素には注意を払わない
・過度の一般化…どうせ何をしても無駄と感じる
・拡大視と縮小視…悪いことは過大に考え、良いことは過小に考える
・自己関連づけ…自分に関係がない事でも関係があるように結び付けてしまう
・全か無か思考…オール・オア・ナッシングと考える
があります、ということでした。

ストレスを大きくしないためには、自分の考え方を疑ってみて、違ったものの見方があるかもしれないと思い、できるだけ色々な考え方の可能性を見つけること。例えば「もう半分しかない(泣)」と考えるよりも「まだ半分も残っている!」と考えればストレスにならない、とのことでした。

セミナーの後は、恒例の交流会を開催し、今回もいつまでも話が尽きず、参加者のみなさんはあっという間に時間が過ぎてしまったという感じでした。それぞれの方が抱えておられるストレスの軽減にも繋がったのではないでしょうか。