2013年10月17日

平成25年10月17日は、「特別養護老人ホーム」の見学会を実施しました。

「特別養護老人ホーム西陣憩いの郷」は、千本今出川から少し北にあって最上階からは京都が一望でき、オール電化の最新設備の建物です。こちらの特養は「全室個室のユニットケア」で、入所者１００人の方をユニット単位で一つの家族のような形にして、毎日馴染みのスタッフがケアをするスタイルです。個室にはトイレがあり、自宅からお気に入りの家具なども持ち込んでゆったりと自分らしい空間ですごせるので、皆さん伸び伸びと良い笑顔をされていると感じました。

スタッフの方も担当するユニットの入所者の方の表情や顔色、息の仕方などを五感で感じて判断しながらケアをされておられ、やりがいを感じているとのことでした。

説明の中で一番印象に残ったことは、入所時はオムツをされていても、こちらでケアを受けて徐々にオムツが取れ、現在、オムツを着用されている方は５～６％だということです。その為に６０種類のオムツを揃えて一人一人に細やかな気遣いをされてます。

幾つになってもトイレは自分でできることが理想ですね。参加者の皆さんからは、「自分の親や自分の老後もこんな場所で過ごせたら幸せだと思った」と感想があり、ユニットケア型特養の魅力を十分に感じることができた見学会となりました。