京都府看護職応援プロジェクト・キャリアサポート つながりネット

  1. トップページ
  2. 新着情報
  3. 第26回イベント・交流会を開催「障がい者支援施設の見学」

第26回イベント・交流会を開催「障がい者支援施設の見学」

2014年9月19日

平成26年9月18日(木)、“つながりネット”の第26回イベントを実施しました。
今回は職場見学ということで障がい者支援施設「大原野の杜」を見学させていただきました。大原野の杜は、平成14年に開所した障がい者支援施設で現在、男女合わせて50名の方が入所されていて、障がいのある方が年を重ねても安心して暮らすことができる場として、支援体制・環境整備に努めておられます。
今回の見学に際して、まず、施設長から施設の概要の説明と看護師の方から仕事の内容についての説明があり、その後一緒に、施設内の作業所や2つのフロアを見学しました。作業所では紙漉作業などに取り組んでいる方から作品を見せてもらったり、思い思いに過ごしておられる方々と握手をするなどフレンドリーな雰囲気で見学することができました。
ここでの看護師の仕事は、毎日のバイタルチェック、服薬管理、通院付添などで、支援員の皆さんと協力しながら進めておられます。お話をお聞きした看護師さんは3人の子育てをしながら、5年勤めておられるそうです。障がい者施設での仕事のやりがいについては、一人一人の障がいの内容が異なるので、毎日一人ひとりの顔色や全身状態をみて、その障がいの特性をよく理解して「いつもと何かが違う」というところに早く気づいて、その方にとって最善の方法を考えていくこと。病院とは違って色々な分野も看ていかなければならないのですごく勉強になります、とのことでした。看護師、支援員、他栄養士さんなど関係する職員で協力しあって、入所されている方がその人らしい豊かな人生を送れるようサポートされていることが伝わってくる施設でした。

見学に参加された方からは、下記のような感想をいただきました。
・見学時に、障がい者の方々とも接することができ、介護支援員さんが働いておられる様子も見られて理解が深まった。
・参加者同士、施設内だけでなく、施設への往復の道中も色々な話ができ、情報ももらえたので今後の選択肢が広がった。
・先日登録して、今回初めてイベントに参加した。ブランクも長いのですぐに復帰するのは無理だが、今回のことで外にでて人と接して話をしていくことは大事だと思った。良い機会をいただいて感謝している。