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第28回イベント・交流会を開催「看護職の活躍の場の広がり・やりがい~ずっとつながる看護のココロ~」

2014年12月16日

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平成26年11月9日(日)、“つながりネット”の第28回イベントは「福祉職場就職フェア2014」の併催イベントとして『看護職の活躍の場の広がり・やりがい~ずっとつながる看護のココロ~』という形で実施しました。
福祉職場就職フェアは、医療・福祉への就職を目指す学生や社会人を対象に実施されているもので、今回は四条烏丸の京都産業会館で開催、120法人がブースを出展、267人の来場がありました。

今回は下記の3部構成で行いました。
○第1部 セミナー
 テーマ/看護の魅力は果てしない~教育の現場から~
 講師:洛和会京都厚生学校副学校長 奥田のり美氏
○第2部 看護現場からのメッセージ
 特養・老健・訪問看護の看護師さんによる現場の魅力発信
○第3部 交流会
 「ナースのおしゃべり広場~現役ナースから聞く働き方のコツ~」

まず洛和会京都厚生学校の副学校長の奥田のり美様から「看護の魅力は果てしない」というテーマで講演いただきました。自身も子育てで仕事を離れた時期を経て今は教育の現場にいること、医療の現場は高度化・複雑化・IT化が進み、それに伴う看護現場の厳しい現実の認識、川島みどり氏のお話、ナイチンゲール、ととても深い感動的な内容で、参加者の皆さんも「看護の原点」を思い出し静かに聞き入っておられました。「自然治癒力を引きだすのが看護。自分でトイレにも行けて自分で食べること、体を綺麗にすることで得られる気持ちよさ、そういう人間の基本的な営みを援助する専門的な仕事だからこそ、看護師自身の人間的な感覚を大事にしてほしい。目の前の人間を見る、その人個人を尊重し人間性を大事に人の手ができる温かい看護をしていきたい。」と力強く話されていました。最後に「看護は学んでも尽きることのない一つの道、学問として職業として魅力ある看護を実践し信頼される真の専門職になっていきましょう」と締めくくられました。
次に特養、老健、訪問看護で働く3人の看護師さんから、今の仕事や職場の魅力、遣り甲斐について解り易く発表していただきました。
発表者の皆さんのお話は、これから又看護現場で働こうと思われている方にとって大変参考になったことがアンケート結果からも窺い知れました。
交流会では、発表された看護師さんや現場を熟知したつながりネットの協力団体の方々による相談対応など、賑やかな交流となりました。