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第50回京都病院学会のご報告-つながりネットの看護職さんも参加!-

2015年6月15日

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6/14(日)第50回京都病院学会が四条烏丸の池坊短期大学で開催されました。この学会は京都府内の病院の全ての職種の職員が臨床での成果等を発表でき、病院全体の医療介護のレベル向上や学術交流を図る大変ユニークな学会です。来場者数は2000人を超え、410演題の発表がありました。今回の学会のメインテーマは「職員・患者を元気にする取り組み」で、多職種の人々が働く病院で職員各自がモチベーションを保ち、協力しあって業務を進め、患者サービスを向上させる為にお互いが参考になる内容が沢山発表されました。つながりネットから参加された看護職さんも終日色々な演題を聞いて熱心に学ばれていました。年1回の身近な学会に、来年は皆さんも是非ご参加ください。

<参加されたつながりネット登録看護職さんの感想(一部)>

・学会には9時~16時まで参加しました。思ったことは、「看護と介護の両輪がうまく機能して、初めて患者さんに心地良い援助が提供できる」ということです。当たり前のことかもしれませんが、再認識しました。
興味深かった演題は、第47群の273や274の緑茶や酢酸を使用しての清潔援助です。それらを商品化したものは、店頭で見かけますが、加工されていない自然のそのものの緑茶や酢酸は効果が弱いのでは?と思っていました。しかし緑茶も酢酸もどちらもスキントラブルや消臭に効果ありとのことで緑茶を用いた湿布や酢酸シャンプーの使用結果を発表してくださり、その効果に驚きました。
今回私が学会に参加した理由は、病院を25年も離れているため、今病院はどうなっているのだろう?昔と違って、どんなことが行われているのだろう?と、今の病院の様子を発表を通して知りたかったからです。参加して良かったです。ありがとうございました。

・印象に残った演題は26のタクティールケアを用いた認知機能低下予防についてです。
タッチングは子どもにも有効ではないかと思います。
片手10分ずつは実際今の私の職場では、よほどの余裕が無いとできないのではと思いましたが、コミュニケーションの取りにくい高齢の方が多く、数秒でもいいから声かけの時に手を握ってみようと思いました。
自分にもできそうなケアのヒントを教えてもらえました。