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【ご報告】第3回セミナー&交流会「実技・実習~注射の混合、ルートの説明など~」

2015年12月19日

平成27年12月18日(金)、“きょうと薬剤師サポートネット”の第3回目のセミナー&交流会を実施しました。
今回のテーマは「実技・実習~注射の混合、ルートの説明~」で、注射や輸液の混合やルートのお話でした。まず、西山病院薬局長の沼田多重氏から、注射剤の特徴、輸液の目的や分類、投与方法、投与輸液量や投与エネルギーの計算、投与速度を間違うと危険な薬剤、配合変化、様々なルート等をご説明いただきました。その後、全員で実習用のテーブルを囲んで、実際に病院で使用している注射の薬剤を混合したり、輸液ルートをつないだり、投与速度を調整したりを体験しました。今回はメーカーさんの協力もあり一人一人が実物に触れて、実際に混合できるという大変貴重な体験をさせて頂きました。輸液の混合が手で圧をかけるだけで瞬時に完了するものや患者に負担が少ない注射針、人為的なミスが生じないような最新のルート器具など、病院に勤務していないと中々知ることができない内容で、参加者の皆さんの満足度は高かったと思います。また、医療器具メーカーさんが、患者に加え、現場の医療者が安心して使用できる器具の研究開発を日々進められていることもよくわかり安心しました。
セミナー終了後そのまま交流会に移り、少人数でアットホームな雰囲気の中、参加者も気軽に質問でき、先生方も丁寧に答えてくださるので、皆さん大変有意義に過ごしていただけた様子でした。

(アンケートから一部ご紹介)
・基礎的なことから資料を用いて詳しく教えていただけたのでとても勉強になりました。
・実技として注射剤の混合や、実際の配合変化をみることができたり・・と良い経験になりました。
・輸液のセットや注射器など実際に触らせてもらったのも初めてで、とてもありがたかったです。
・病院で働くことについて、情報もなくハードルが高いと思っていたので、現役の病院薬剤師さんから直接お話をお聞きして少し不安が和らぎました。今後可能性を考えてみたいと思います。