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2025年1月31日

令和6年度 在宅療養あんしん病院登録システムに係る利用状況調査結果(概要)

 京都私立病院協会では京都地域包括ケア推進機構の委託を受け、在宅療養あんしん病院(134病院)に「在宅療養あんしん病院登録システムに係る利用状況調査」を実施し、すべての病院からご回答をいただきました。
 ご協力いただきました在宅療養あんしん病院の関係者の皆様に厚く御礼申し上げますとともに、結果概要を以下の通りご報告いたします。

 調査期間(R6.10.1~R6.11.30)での登録者の方の入院実績は45病院で325人となり、登録者がが入院した病院数は例年と同数であり、利用者数も昨年(338人)とほぼ同数という結果となりました。平均在院日数は17.3日(入院中を除く)で、昨年18.6日よりも若干短くなりました。

 患者から本システムに登録したいと相談があった病院は52.2%で、登録者を優先して入院調整をしている病院は58.2%でした。

 システム未登録者に対しては、「入院対象となる状態の患者が少ない」、「既に多職種の連携体制ができている」という理由により紹介していない病院が比較的多く見受けられました。本システムの院内の周知状況は、医事部で7割を超える病院、医師・病棟師長で約半数の病院で周知されているという結果でした。

 本システムに関する評価としては、登録者のかかりつけ医、ケアマネジャー、キーパーソン等がすぐに把握できる点が良い、といった意見や、本システムを活用している開業医とは連携が取れている等の意見が挙げられました。

 登録者の更なる推進に向けて診療所の医師にもっと認知してもらい、かかりつけの患者に登録を推進してもらえば、もっと利用が進むケアマネジャーによる登録勧奨で件数増につながるレスパイト入院で有効活用できるシステムがあれば活用の幅が広がる、といった意見が挙げられました。

 一方で、受診歴のない登録者の状態等の把握、かかりつけ医の紹介・紹介状なく直接来院される事例、登録により入院が確約されたと誤解を招かないように周知すること、救急病院等では重症患者を優先的に受け入れるため、登録者が優先的に入院するのは難しい、などの課題も挙げられました。

 今回の結果を踏まえ、今後の在宅療養あんしん病院登録システムへの一層の登録推進と登録者の安心、健康維持に努めていきたいと存じます。
 今後も在宅療養あんしん病院の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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