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2023年1月30日

令和4年度 在宅療養あんしん病院登録システムに係る利用状況調査結果(概要)

 京都私立病院協会では京都地域包括ケア推進機構の委託を受け、在宅療養あんしん病院(134病院)に「在宅療養あんしん病院登録システムに係る利用状況調査」を実施し、すべての病院からご回答をいただきました。
 ご協力いただきました在宅療養あんしん病院の関係者の皆様に厚く御礼申し上げますとともに、結果概要を以下の通りご報告いたします。

 調査期間(R4.10.1~R4.11.30)での登録者の方の入院実績は47病院で364人となり、病院数は例年と同程度であるものの、利用者数は昨年423人よりやや少ない結果となりました。平均在院日数は15.9日(入院中を除く)で昨年17.7日よりも短くなりました。令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の第7波をはじめとした、かつてない規模の感染拡大で病床がひっ迫したことにより、本システムでの受け入れが困難になったことや、登録者の方やご家族が感染防止のために本システムの利用を控えたこと、コロナ禍で本システムの周知が十分にできなかったこと等も原因と考えられます。

 患者から本システムに登録したいと相談があった病院は53.0%で、登録者を優先して入院調整をしている病院は62.9%でした。

 システム未登録者に対しては、「入院対象となる状態の患者が少ない」「既に多職種の連携体制ができている」「診療報酬上の位置づけや補助がない」等の理由により紹介していない病院が比較的多く見受けられました。本システムの院内の周知状況は、医事部で約70%の病院、医師・病棟師長で50%以上の病院で周知されているという結果でした。

 本システムに対する評価としては、在宅側と連携を取り、入退院ともにスムーズに行うことができることや登録により患者・家族に安心していただくことができる等の意見が挙げられました。

 また、本システムの登録により、確実あるいは優先的に入院できるようになると勘違いされる患者が多く、その点についての説明をわかりやすくしていただきたいことや、コロナ禍において待合室の書架などへの設置が感染防止の観点からできない期間があったため、他の方法で積極的なPRができれば良いのではないか等の要望を頂きました。

 今回の結果を踏まえ、今後の在宅療養あんしん病院登録システムへの一層の登録推進と登録者の安心、健康維持に努めていきたいと存じます。
 今後も在宅療養あんしん病院の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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