2025年3月6日
京都府内において毎年300人以上の方が自死で亡くなる痛ましい状況が続いている状況に対し、京都府は、悩みを抱える方やその方を支える周囲の人が相談に一歩踏み出すきっかけづくりとなることを目的とした啓発動画を作成しました。
特に介護、健康問題や職場の悩み等、複合課題を抱えやすい中高年層が多く来院される会員施設をはじめ、関連施設のホームページや施設内で動画(動画③「すこしほっとした(有識者編)」)の放映にご協力をお願いいたします。
動画データ(mp4形式)は、以下のURLからダウンロードいただけるようにしていますので、ご活用いただければ幸いです。必要に応じて、動画①の若者編、動画②の支援者編もご活用下さい。
ダウンロードサイトはこちら
○動画③「すこしほっとした(有識者編)」の内容
趣旨:介護、健康問題や職場の悩み等、複合課題を抱えやすい中高年層に相談を促すもの。
概要:仕事も家庭も真面目に取り組んできた中高年男性が、健康面や経済的な不安から「疲れたな」とこぼし、京都府の相談窓口をインターネット検索で探し相談する。
(ご参考)
○動画①「すこしほっとした(若者編)」の内容
趣旨:青年層の悩みを抱えた方に向け、気軽 に相談を呼び掛けるもの。
概要:20~30代の労働者2名が、それぞれ逃げたいほどの悩みを誰にも言えずにいたところ、不調に気づいた先輩から「大丈夫?」と声を掛けられる。気にかけてくれる存在に気が付き、少し気持ちが軽くなり相談を打ち明ける。
○動画②「すこしほっとした(支援者編)」の内容
趣旨:相談を受けた支援者にも、相談を抱え込まず専門機関へ相談し助言を受けるなど適切な対応を周知するもの。
概要:動画①で後輩に声をかけた先輩目線の動画。後輩から悩みを打ち明けられたが、その対応に悩み、京都府の相談窓口に相談をする。