NEWS協会からのお知らせ

お知らせ

【京都市より】麻しん及び風しん臨床診断時における検体提供の協力について

 標記の件について、京都市保健福祉局医療衛生推進室医療衛生企画課より周知依頼がありましたので、お知らせ致します。
 医療機関から麻しん又は風しんを疑う患者の相談が十数件ほどあり、そのうち2例について、京都市においては5年振りとなる麻しん患者(海外での感染事例及び海外での感染を端緒とする事例)が確認されました。
 今後、夏季休暇に伴う海外渡航者の増加が予想されるところ、市内医療機関では帰国後に体調不良になった方の受診が想定されます。
 つきましては、麻しん及び風しんを疑う方を診察された場合には、下記のとおり御対応いただきますよう、会員施設におかれましては、ご確認の程お願い申し上げます。

                        記

1 臨床診断時のお願い
 (1)診察を終える前に京都市保健所に連絡(電話番号:075-746-7200)
 (2)以下の検体を採取
    (1)咽頭ぬぐい液(培地の入っていない滅菌スピッツに入れてください。)
    (2)血液(EDTA加血)3~5mL
    (3)尿         滅菌スピッツに10~20mL
       ※診断後できるだけ早期に採取し冷蔵保存してください。
 (3)発生届を提出

2 検査方法
  PCR法による麻しん及び風しんウイルス遺伝子検出

3 その他
 感染症法上の届出基準を満たす場合は、臨床診断例として発生届の提出や、血清IgM抗体検査を実施していただくようにお願いします。
 検査結果が陽性の場合は、医療機関から患者への検査結果の通知をお願いします。
 なお、検査結果が陰性の場合は、届出を取り下げていただくこととなりますので、御了承ください。

4 参考
  発生連絡フォームからも保健所に連絡することができます。
  https://hiromezu-next.city.kyoto.lg.jp/todokede/kansensho-shoku