NEWS協会からのお知らせ

行政から

【京都市より】京都市における梅毒感染拡大について

 京都市保健福祉局より、令和7年上半期(2025年1月〜6月)の梅毒新規報告数が「67件(速報値)」と、前年同期(令和6年:54件)を上回るペースで推移しているとの報道発表がありました。京都市では4年連続で過去最多を更新しており、感染拡大が続いています。

■ 梅毒の特徴と注意点
・感染していても症状が軽くなったり消えたりする時期があり、気づきにくい感染症です。
・妊娠中の感染は母子感染を引き起こし、流産・死産・新生児への重い障害の原因となることがあります。
・自然治癒はせず、抗菌薬による治療が必要です。

■ 会員病院の皆様へお願い
・院内での啓発活動を強化し、患者様への注意喚起をお願いします。
・気になる症状がある方には、早期の医療機関受診を促してください。
・京都市が実施する無料・匿名の「HIV・性感染症検査」の案内を積極的に行ってください。

■ 京都市の検査体制(令和7年度)
・検査は無料・匿名で受けられます。
・検査項目:HIV、梅毒、淋菌、クラミジア(性感染症は単体受検不可)
・実施場所:一般財団法人 京都工場保健会(中京区西ノ京北壺井町67番地)
・要予約:0120-636-040(平日8:30〜16:30)
・詳細・予約案内:
 https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000343511.html

■ 啓発チラシのご活用
 京都市が作成した啓発チラシは、区役所・支所・学校・関係機関等に配布されており、京都市ホームページからも閲覧・ダウンロード可能です。院内掲示や患者様への配布にご活用ください。
 https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000343511.html
【報道発表】梅毒の感染拡大が続いています