教育・研修事業

当協会では、会員施設職員が、進歩を続ける医学・医療を体得して人々の健康増進に寄与し、また、変革を続ける医療政策・社会情勢に対応するための教育・研修を重要課題のひとつととらえ、設立当初から数多くの研修を開催し、資質向上を図っています。
当協会内に設置している各種委員会・検討会議において、病院の各職種別の研修、各職種に共通したテーマでの研修など、多種多様な研修を企画・開催し、会員施設職員の資質向上を通じて京都府民のみなさまへの医療の安心・安全と会員施設の向上・発展に寄与できるよう努めています。

職種別研修・全職種対象研修

当協会では、薬剤師・看護(部長)・放射線技師・リハビリテーション専門職・臨床検査技師・臨床工学技士・栄養士・事務(長)などの職種別の委員会を設置しており、それぞれの職種に必要な知識や技能を深めるための研修や講演会を開催しています。
チーム医療に関することや、全職種に共通するものなど、研修テーマによっては全職種を対象に開催することもあり、年間を通じて数多くの研修をおこなっています。

職種別研修・全職種対象研修の様子 職種別研修・全職種対象研修の様子

看護卒後教育

看護職の資格取得後のキャリアに応じた各種研修を開催しています。主任を対象にした「中間管理者研修Ⅰ」(年11回コース)、師長対象の「中間管理者研修Ⅱ」(年9回コース)、卒後3年目の看護職員対象コースと中堅コースの「リーダーシップ研修」、准看護師研修、看護補助者研修、新人研修など、会員施設の看護職員の学びと交流の場として定着しています。

看護卒後教育の様子 看護卒後教育の様子

教育研修基礎コース

教育研修基礎コースの様子

会員施設の新入職員を対象に、医療に携わる者として、倫理観、使命感、患者様への寄り添う心を育み、プロフェッショナルとしての自覚を深めるとともに、医療機関の一員として、組織の役割、チームワークの重要性、コミュニケーションスキルを理解し、良好な人間関係の構築と円滑な連携を意識できる人材を育成することを目的に毎年開催しています

保健医療管理者養成講座

当協会では、将来の病院管理・運営を担う職員の経営管理に必要な知識の習得と実践に役立つ応用力を養うべく、1997(平成3)年から修業年限を1年とする「保健医療管理者養成講座」を開催しています。少人数制でありながら、豊富なカリキュラムと著名な学者・専門家による充実した講座内容が特徴として定着しています。本講座の修了者から、事務長や看護部長などの管理者等として活躍する方を多数輩出しています。

カリキュラム

基礎 医療経済学、医療経営学、保健医療関連法規、保健医療政策、介護保険制度、社会保障、社会福祉、医学(療)概論、PC及び統計学、情報管理学
経営(病院)管理 病院経営、病院組織、人事管理、財務管理、経営分析、医療紛争、リスクマネジメント、災害に対する病院のリスクマネジメント、コーチング、医療物品管理ヘルスケア管理/医療管理(総論・各論)
建築・設備 医療施設の建築・設備・医療施設
特別講座 医療をめぐる諸問題(5講座程度実施)

受講要領

修業年限 1年
講義時間 水曜日(18:00~21:10)・土曜日(15:00~18:10)
対象 医療・福祉の経営・管理に関心のある者
出願書類 願書・推薦書
納入金 年間 360,000円(分納可)
会場 京都保健衛生専門学校