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【ご報告】第5回セミナー&交流会を開催「症例検討で学ぶ、処方の見方」

2016年2月12日

第5回セミナー&交流会
平成28年2月10日(水)に第5回目のセミナー&交流会を実施しました。平成27年10月から毎月実施している本セミナーは、参加者と講師の距離が近く、気軽に質問し、講師も丁寧に説明できる雰囲気で参加者の満足度は高いと感じています。5回目のテーマは「症例検討で学ぶ、処方の見方」でした。回復期リハビリテーション病院での具体的な2つの症例について、それぞれに体格や入院経緯、既往歴、持参薬などを把握した上で、どの薬をどの程度処方したのか、その経過観察などを聞き、何が問題であるかを評価していることを学びました。また、他施設にはかかっておられず、全くの初診で来られた患者さんの場合はシンプルに処方できるが、転院で来られた方の場合は、転院前の病院での処方まで遡って評価し、症状や服薬中の薬によっては副作用も考慮して、処方の見直しが必要なるとのことでした。特に高齢の患者の場合は、服用している薬も多いので、その人の症状を観察して薬が合っているのかを推理したり仮説を立てたりするのも薬剤師の重要な仕事とのことでした。チーム医療の一員として、自分が提供した情報が治療に役立った時や、医師や看護師さんから薬の専門家として頼られた時に、薬剤師としてのやりがいを感じることができるというお話もあり、病院薬剤師の魅力が伝わったと思います。
セミナー終了後は交流会に移り、アットホームな雰囲気の中、皆さん大変有意義に過ごしていただけた様子でした。

(参加者皆さんのアンケートから一部ご紹介)
・自分の知識が足りず難しかったですが、用語の解説も交えていただきながらお話していただいて何とかついていけたような気がします。又復習したいと思います。
・講師の先生方の具体的な体験談は頭に残りやすいように思いました。今回の内容から義母の症状ももしかしたら薬の副作用かもしれないと思うので確認してみようと思いました。
・お話を聞いて、薬剤師の仕事に戻りたいと思えました。
・ブランクがあり自信がないので、できるだけセミナーに参加して自信をつけたいと思います。