2022年10月14日
近年、社会全般でサイバー攻撃が増加の一途を辿っており、医療機関でも被害が急増している一因として、個々の医療従事者のセキュリティ対策への認識不足が挙げられます。
実際に、医療機関の職員が不用意にEメールの添付ファイルを開ける、または、Eメール本文のURLのリンクをクリックしてマルウェアに感染したり、USBメモリ等の外部記憶媒体がマルウェアに感染していることを知らずに院内のPCに挿し、院内の全システムの停止や患者の個人情報が流出する等の事例が発生しています。
このように、セキュリティ対策に係る機器やウイルスソフト等のサービスを導入していても、個人のセキュリティに対する意識が低いことが原因で被害が発生し、その復旧には多大な労力と多額の費用が発生します。
以上を踏まえ、当協会の情報セキュリティ向上対策事業検討委員会では、府内医療機関の全ての医療従事者の方々にセキュリティ対策への意識向上を図り、被害を未然に防止するべく、標記のポスターを作成いたしました。
つきましては、院内の各部署の目立つ場所に掲示していただき、職員への啓発にお役立ていただきますようお願い申し上げます。